アートパネル看板とは

アートパネル看板とは、アルミ複合板(プラスチックの芯材をアルミ板で挟んだ素材)をベースに、デザインを印刷したシート(インクジェットフィルムなど)を貼り付けた、軽量で丈夫、耐水性・耐候性に優れた平らな看板のことです。店舗の外壁や案内表示など幅広く使われ、低コストで加工・施工がしやすく、屋内外で長期間使用できるのが特徴です。

主な特徴とメリット

  • 素材: アルミ複合板を使用。軽量でありながら強度があり、反りにくく耐久性も高い。
  • 加工: 薄い板なので、加工が容易で施工(設置)も簡単。大型化しても軽量で扱いやすい。
  • デザイン性: 白い表面に直接印刷するほか、インクジェットフィルムやマーキングフィルムを貼ることで、多様なデザインを実現できる。
  • 用途: ファサードサイン(店舗の顔となる看板)、案内板、工事現場の看板、ディスプレイ用など多岐にわたる。
  • 耐候性: 屋外での使用に耐えうる耐候性があり、湿気にも強いため長持ちする。 

従来の看板との違い
ブリキやアクリル板などの従来の素材に比べ、軽量化、大型化への対応、施工の簡略化、コストパフォーマンスの高さが求められる中で開発された新しい素材・看板の形式と言えます。 

ファブリックパネルとの違い
アート作品を飾るキャンバスとしての「アートパネル(アートボード)」もありますが、看板としての「アートパネル」は主にこのアルミ複合板を用いたものを指します。 

つまり、アートパネル看板は、デザイン性を保ちつつ、実用性・経済性に優れた現代的なパネル看板の代表格です。 

施工事例